コロナ禍で観劇してきた話

 

 

 

2週間無事に乗り切れたので!っしゃー!ワイパー!

 

 

 

 

 

タイトルの通り、第二波真っ只中の8月下旬の大阪にて

 

 

 

 

 

舞台「スケリグ」を観劇して参りました。

 

 

 

 

 

ちなみに私の予定で言うと

2月 Snow Man東京

3月 関西Jr.春松竹

4月 ジャニーズWEST北海道

 

がコロナで中止になりました。

 

 

 

 

GWもお盆も帰省は諦めました。

 

 

 

 

 

WESTとスノは振替公演も中止になってしまいましたが、もし開催されていたとしても諦めて払い戻すと決めていたので、どちらにせよ参加はしていません。

 

 

 

 

 

 

なので今年度最初で最後の現場がこの舞台でした。

 

 

 

 

 

 

 

個人的にも社会的にも歴史に残る観劇体験だったので、前後含めて細かめに残しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

観劇前

 

例の人狼クラスターが発生し、界隈が揺れたのが観劇1ヶ月ほど前。職業と観劇回数と公演タイトル晒されるの怖すぎて爆笑するしかなかったわよ。

 

 

 

 

 

ジャニーズの振替公演が全て中止になったのも観劇少し前でした。正直この舞台ももう駄目かなあと思った。

 

 

 

 

 

 

一緒に観劇したお友達がチケットと一緒に来場者カードを送ってくれたので、事前に記入。

 

 

 

 

 

 

観劇当日

 

午前は仕事だったので、コンビニで昼食を買ってスピード帰宅。

風呂→食事→化粧→着替え→出発→駅までのそれぞれを何時までに終わらせれば間に合うかを綿密にシミュレーションし、無心でこなしました。以外と余裕で間に合った。

 

 

 

 

 

電車に乗って数ヶ月ぶりの大阪へ。

休日の昼間とは思えぬ人の少なさでショック。京都駅からどっさーーーーと乗ってくるアレがない。

 

 

 

 

 

 

大阪駅人少な。いやもう四捨五入したらゼロ。

 

 

 

 

 

環状線、乗り間違えたのか乗り過ごしたのか、「桃谷」なる駅まで来てしまったので引き返す。

時間に余裕持ってきて良かった。雨降ってきたぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

観劇当日の電車の乗り間違いと迷子には慣れているので(慣れるな)わりと落ち着いて引き返し、無事に大阪ビジネスパーク駅に到着。まだ時間に余裕があったのでタリーズで抹茶ラテを飲みました。うまい。

 

 

 

 

 

 

 

松下IMPホールはどれだろう…と思ってくるくる回ってたら目の前のビルの中にある劇場だった(これもあるある)

 

 

 

 

 

 

 

入場

 

2Fに上がっていよいよ8ヶ月ぶりの観劇!!!来場者カードよし!チケットよし!入場!!!

 

 

 

 

 

と思って入場口へ行くとあれ、ポスターがない。かわりに大きな看板にQRコード

演目どこにも書いてないけど来る場所間違えてないよな…??

 

 

 

 

 

 

おっきなQRコードCOCOAをインストールするためのものでした。

 

 

 

 

COCOAをインストールし、14日間陽性者との接触がないことを画面で提示してからの入場のようです。

 

 

 

 

 

この1ヶ月ほど会社とマックスバリュしか行ってなかったので、ここで引っかかる心配は特になくスムーズにクリアしました。

 

 

 

 

 

画面を見せて陽性者との接触がないことを確認して検温、そのあとチケットを自分でもぎって入場という流れでした。

 

 

 

 

 

入場口にある抗菌マットで靴裏を消毒し、お姉さんにアルコールをかけてもらって手指の消毒もしました。

 

 

 

 

 

ロビーに人がちらほら居ましたが会話らしい会話はほぼ無し。椅子が空いていたので少し休憩。

 

 

 

 

 

開演10分前くらいにトイレを済ませて劇場に入りました。もちろんトイレの列はソーシャルディスタンス厳守。

 

 

 

 

さらに手洗い場にはジェットタオルの代わりにペーパータオル(結構いいやつ)が設置してあり、出口でまたお姉さんにアルコールをかけて貰って手指消毒という徹底ぶりでした。トイレに行かなければ観客が劇場内のものに手で触れることはないです。

 

 

 

 

 

 

 

会場は映画館のように前後左右一席ずつ空けての配置かと思いきや、2席隣り合って1席空ける形がほとんどでした。

 

 

 

 

 

おそらく連番でチケットを取った場合は隣り合うけど、そうでなければ隣り合わないようになっているのだと思います。チケットを販売し始めた段階では規制緩和されている前提だったのかな…?

 

 

 

 

 

同列が自分たち含め6〜7人ほどしかいないという見たことのない景色。

 

 

 

 

でも全体的にそこまでガラガラという訳でもなく、50〜60%ほどは埋まっていたと思います。それでも普段ならありえないですけどね。

 

 

 

 

 

お友達とは滑り込みで合流し、無事に共に観劇出来るところまで漕ぎ着けました。ここまで問題なく来れた事、結構すごいと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

観劇

賑やかだった劇場内が、照明が落ちるのと同時にサーっと静かになっていくあの瞬間がなかった。最初から誰も喋ってないもん。

 

 

 

 

 

演者は全員マウスシールド着用。手や身体に触れる演出は初演から見るとかなりカットされていましたが、完全になくなっていた訳ではなかったので不自然さは特に感じませんでした。

 

 

 

 

 

初演を観た時は板の上のお話だったのに、たった1年半でとてもタイムリーに感じられる部分が多く何とも言えない気持ちになりながら、久しぶりの劇場での空間にどっぷりと浸りました。

 

 

 

 

 

東にはめっぽう疎いもので大東立樹くんは全くの初見だったのですが、初演とはまた違ったリアルなマイケルが様になっていてよかったです。

マイケルが大人にも子供にもなりきれずにいる宙ぶらりんさが、スケリグや赤ちゃんの曖昧な存在感と本当に上手くリンクしていたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

観劇後

この人数でありながら帰省退場。一応誘導はありましたが、出口に近い人から自主的に蜜を避けての退場が始まったという感じでした。

 

 

 

 

1Fのレストラン街に中華屋さん。え、絶対食べたい。スケリグ観劇後に中華、絶対食べたい。春巻きとチャーシューを今すぐ吸い込みたい。

 

 

 

 

 

という気持ちを抑えて駅へ。

 

 

 

 

 

ぽつぽつとお喋りしながら城ホを周りを通り、電車に乗って真っ直ぐ帰宅しました。1月アオハルの賑わいは何処へ。

 

 

 

 

 

 

せっかくなので大阪駅構内のコンビニで月化粧とクッキーを購入。いつでも買えると思って買った事なかったから。もう今年は現場目的でここに来ることはないだろう。

 

 

 

 

 

帰宅後はすぐにお風呂に入り、洗濯もすぐにしました。ウイルス落ちた気がする。知らんけど。

 

 

 

 

 

ここから2週間でもしも陽性者が出た場合はCOCOAに通知が来ると思われ、濃厚接触者に当たる場合は来場者カードに記入した連絡先に劇場から連絡が来ると思われます。

 

 

 

 

 

 

でもあれだけの感染対策がされた上でさらに劇場内ではほとんど会話もなかったので、もし陽性者が出たとしても定義上は濃厚接触者ゼロだろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

・観劇翌日〜

 

 

劇場内はもうこれ以上ないほど徹底的に感染対策がされていて、客側も協力的だった事もあり、この観劇自体が原因で感染することは無いと思っていました。知らんけど。

 

 

 

 

 

 

しかしいくら私が対策ガバガバの職場で感染したとしても、観劇2週間以内に発症してしまったらそれは「ジャニーズ観に行った人がコロナ持ってきた」になる訳です。オタクつらい。

 

 

 

 

 

 

 

なので観劇後2週間は普段以上に恐れながら生活していました。

 

 

 

 

 

結果そこから2週間自分が発症することもなく、COCOAに通知が来ることもなく、劇場から連絡が来ることもなく、無事に観劇を終えられたことが分かりました。無事に観劇を終えられたのハードルが高い。

 

 

 

 

 

 

・おわりに

 

繰り返しになりますが今回は

・劇場側の徹底的な対策

・運営からのアナウンス

・劇場スタッフの方々の丁寧な誘導や対応

 

 

 

そして「観客の協力」があった上で、私が観劇した日を含め全日程で1人の感染者もなく千秋楽を迎える事が出来たのだと思います。それでも感染者が出る時は出ますし、運が良かっただけだとも思います。

 

 

 

 

 

 

 

私は専門家ではないので、対策バッチリだから観劇は感染リスクないよ!とは思いません。実際どれだけ対策されていても、当日居合わせた観客に関しては完全ガチャだから。

 

 

 

 

 

 

でも少なくともしっかりと対策がされた劇場内で、その場所にふさわしい観客が集まって、観劇をしたことが原因で感染するという可能性はごくごく低いんじゃないかなと思います。そう思えるくらいの徹底ぶりだったので。

 

 

 

 

 

 

 

なんやかんや提供側とサービスを受ける側の解釈の一致。これに尽きると思います。

 

 

 

 

 

 

この業界は本当に色んな事が言われている中で、世間の反対を押し切る形で上演を決行してくれました。おそらく黒字にはならないにも関わらず。

 

 

 

 

 

 

なので冷たい言い方になるかもしれませんがその覚悟を理解し、賛同できる人だけが参加するべき空間なんだと思います。コロナ禍以前からそうだった話。

 

 

 

 

 

 

 

もしこれが1万円の舞台ではなく無料の学芸会だったら、ここまで協力的なキャスト・スタッフと観客ばかりの空間になることは無かったと思う。(映画館は普通にマスク無しでお喋りしてるお嬢さんがちらほら)(感染云々以前にうるせえからやめてくれ)

 

 

 

 

 

 

 

 

色んなリスクを考慮した上で上演を決めた運営側は、劇場にお越しいただくまでの注意点から劇場内でのお願いまで丁寧にアナウンスしてくれていました。このご時世ほとんどの舞台がそうですよね。

 

 

 

 

 

 

それに賛同するなら情報を自分から拾いに行き、出来る限りの協力をする。出来そうにないなら行かない。それがこちら側の義務だと思います。

とは言ってもやむを得ない個人の事情に関しては、事前に問い合わせれば対応していただける場合が多いと思います(COCOAのインストール全く存じ上げず入場口でオロオロしてしまいすみませんでした。)

 

 

 

 

 

 

そして今回はこの状況下で行かない選択をした人、この状況下でも行く選択をした人、どちらに対してもキャストの方々・スタッフの方々からの温かい言葉がありました。

 

 

 

 

 

 

行かない選択をせざるを得なかった人のもどかしさにも、行く選択をした人の後ろめたさにも、それでもワクワクしてしまう気持ちにも、ドキッとするくらい的確すぎる言葉で寄り添ってくれた。だからエンタメって素晴らしい。

 

 

 

 

 

 

 

改めて、ここまで対策を徹底してあの空間を提供して下さったこと、劇場に足を運べた・運べなかったに関わらず、作品を愛する全ての人へ配慮をして下さったことは忘れません。スケリグも最後まで見守ってくれてありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

以上、こっそり観劇をした特別な夏と、そこで感じたことと、とってもやさしい世界に触れた夏の記録でした!!!

 

 

 

 

 

 

※10/3〜 ¥3500で配信が見れてしまいます。みんなでスケリグ探しましょう。